パインヒストリー2020年with労災事故記まとめ

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先月の6月中旬から連載していた漫画のまとめです。
私、パインの2020年の出来事を綴った漫画になります。
全28ページを一気に読めます。
どうぞお楽しみ下さいませ。

目次

パインヒストリー2020年with労災事故記まとめ

2020年6月
漫画描きに勤しむ私…。
あの頃は、まさか自分が漫画を再び描くとは思わなかった…
2020年春
朝6時のアラームが目覚まし時計から鳴る。
パイン『朝起きるのがツラい…』
目覚ましを止めるパイン。
パイン『また、全身筋肉痛…。原因は分かってる』
1
パイン『多分、働きすぎなんだろうな…』
パイン『朝ごはん作らなきゃ』
この頃の私はWワーカーだった。
週6で清掃の肉体労働。
しんどいのが当たり前になっていた。
パイン「疲れが取れない」
そして…
ラジオ「緊急事態宣言が発令されました」
広がるコロナウイルス。
2
緊急事態宣言。
小学校どうなる?
パイン「あ、学校からメール来た」
メール:×小学校は×月×日まで休校します。
先が見通せない
パイン『娘のご飯3食作らなアカンのか…。仕方無いけどしんどいな…』
そんなモヤモヤした日々を過ごしていた。
ある日の夕方
夫から電話があった。
パイン「もしもし?」
夫「済まん…」
3
夫「事故った…!」
パイン「ええっ!?」
夫「左親指の先が無くなった」
夫「ただいまー」
夫「心配かけたな」
娘「お父さーん」
パイン「詳しく説明してっ」
4
夫「実は仕事中に俺がミスして、左親指の先を切っちゃったんだよ。」
夫「職場近くの病院で処置して貰って、上司の車で送って貰って帰って来た。」
夫「それで…入院して手術しないといけないんだ。」
パイん「どれ位?」
夫「4日間」
それは…大変だ…
娘「そんなにも!?いやーーーーっ!!」
5
三日後、夫の入院日。車で病院へ。
パイン「平日だから学校あるし、娘ちゃん、見送り出来なかったね」
夫「そうだな」
パイン「コロナだから、病院の付き添いも、面会もダメ。手術室の外で待つのもダメ」
夫「大人しく家で待っててくれ」
パイン「うん、そうだね」
病院へ到着
夫「それじゃあ…」
6
パイン「お父さん…」
パイン『手術は全身麻酔だから、何かあったらどうしよう。もしお父さんがいなくなったら…』
パイン『なんか、怖くなってきた』
心細くなるパイン。
夫はパインの頭をポンと撫でた。
夫「行って来るな」
病院へと向かう夫。
7
そして手術当日。
夫LINE「手術が終わって意識が戻ったらLINEするわ」
パインライン「頑張って」
夕方、まだラインがない…。
パイン『大丈夫だよね…』
スマホから通知音が鳴る。
夫LINE「手術成功」
パイン『やったー!!』
パイン「娘ちゃん、お父さんの手術成功したよ。意識も戻ったって!」
娘「うん」
実はこの頃…
8
娘のことが、あまり記憶のなかった。
家事と仕事でクタクタな私には、余裕がなかった。
そして、小4ともう手がかからない年齢になったから。
パイン&娘「お父さん退院おめでとう!!」
夫は無事退院。お祝いは焼き肉。
9
それは良かったのだが
当たり前の厳しい現実に気付くことになった‥
夫はしばらく自宅療養
and
娘は小学校休校
↓
毎日3食用意せなアカン!!!
+週6の仕事
10
夫は元々、結構家事も手伝ってくれたのだが
夫「洗い物やっとくよ」
今はムリ!左手が使えない。
娘も戦力外…。
誰が悪い訳でもなく、責めることも出来ない。
右膝…痛いなぁ…。
娘と夫がTVを見ていた所に、パインが通りかかる。
11
パイン「お母さんもたまには、テレビ見ようかな〜」
正座をしたら膝がズキッと痛んだ。
パイン『痛てててっ!しまった!』
床に座れないから、立ってテレビを見ることに。
もう…ダメかも…。
パイン「お父さん」
12
パイン「私ひとつ仕事辞めていい?」
夫「え!?」
パイン「もう体がしんど過ぎてアカンわ…」
夫「……。いいよ。体壊したら意味ないしな。」
パイン『私はこの時、大きな勘違いをしていた。Wワークを辞めて休めば、体は回復すると。後で少し、後悔することになるとは、思ってなかった。』
13
晴れた日。
夫「よしっ!歩くぞ!!」
夫は手術の後に、痛みがマシになってから、ウォーキングを始めた。
四三歳。働き盛りの男が、家に篭り気味だとストレスが溜まる様で、発散させる必要があったのだ。
このウォーキングは後に凄いことになる。
14
その頃ー…
○×整形外科にて。
医師「右膝半月板損傷の疑いです。痛み止め出しときますね。あと、そのパンフレットの筋トレとストレッチをしといてね」
パイン『それだけ?そんなので治るの?こんなに痛いのに』
腑に落ちない気持ちを抱えつつ、これを正式に仕事を一つ辞めた。
そしてー…
15
16
17
7月。扇風機を当たりながら、何か冊子を読んでいるパイン。読んでいたのは地域情報誌だった。
夫「え?また働くの?」
夫「家から自転車で10分のホテル清掃」
パイン「体も治ってきたし、すごく条件が良くて。今度は週5で働こうかと」
夫「ふーん。あんまり無理するなよ」
18
8月。ホテルの清掃員として働くパイン。
あれ?あれ?あれ?
パインは体をピクピクさせ、うつ伏せで寝ていた。
パイン『体が辛いっ!これは詰んだかも…』
19
この時になって、私は根本的にもうこれ以上肉体労働はダメだと気付いた。
パイン『整形外科に行っても意味ないし…』
医師「痛み止め出しときます」
それじゃあ治らないのよ。
パイン『仕事も全部辞めないといけないのかな?』
手元にあったスマホを手に取り、何かを検索するパイン。
すると、パインの目に希望の火た灯った。
20
□□接骨院の看板が見える。
接骨院の受付「ご予約されたパイン様ですね。お掛けになってお待ち下さい。」
接骨院の待合室に通されたパイン。
パイン『清潔感があって良い感じ』
パインは椅子に腰掛けるが
パイン『座るのもツライ…』
「パインさんどうぞ」
ドキドキするパイン。
21
通された診療室にはベッドがあり、先生がいた。
A先生「今回担当させて頂く、Aです。宜しくお願い致します。」
そして、詳しくカウンセリング。
パイン「膝、腰、首が痛くて…」
A先生「なるほど」
22
A先生「では、体の状態を診させて貰いますね。」
一通り診て貰うと
A先生「パインさん大丈夫です。治りますよ。仕事も辞めなくていいです。」
パイン「本当ですか!?」
私の体は、例えるならシワシワのYシャツ。
23
施術はこのシワを少しずつ伸ばして元に戻していく様なもの。
一回の施術が終わった後、嘘みたいに体が楽になった。
パイン『痛みが消えた!』
だからと言って、すぐに体が元通りという訳ではない。
頑固なシワ(凝り・歪み)は徐々にほぐしていくしかない。(一気にはダメ)
A先生「暫くは詰めて通って貰って、良くなってきたら、通院の間隔を開けていきましょう。」
ここで気付いたのはー…
24
体を酷使すれば、壊れる!という俯瞰すれば当たり前の真実。
頑張っても踏ん張りがきくのは、若い時まで。無理のし過ぎは良くない。
一度失った健康は、取り戻すのに、とても時間とお金がかかる。
25
あるいは、取り戻せない事もあるかもしれない。
それから私は仕事を1本にし、体の治療に専念したのだった。
一方夫は…
10キロ走れる様になった。
夫「今の俺なら30代の頃より体力あるぜ!」
これが2021年の労災事故から回復する為に役立つ事となるのだった。
26
こうして、2020年が過ぎていった。
この頃はブログもツイッターも知らなかった。
そして、2021年にまた労災事故に遭うことも。
この経験がブログとツイッターを始めるきっかけになった。
だって、自宅でパソコンとネット環境があったら出来るから!
(体に負担がかからない)
こんな理由から始めたブログとツイッターが
27
未知の世界を知り、自分の世界を広げ、普通じゃ巡り会えない人達と繋がる事が出来た。
そんな未来をまだ知らぬ2020年の話でした。
28

パインヒストリー2020年with労災事故記、完!


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